- 「6×24と6×37ってどう違うんだろう?」
- 「摩耗に強いのはどっち?」
- 「巻き取りやすさや寿命の差がわからない…」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
本記事では、玉掛け作業で代表的な「6×24」と「6×37」の玉掛けワイヤーロープについて、構造・強度・柔軟性・用途の観点から徹底比較します。さらに、現場に合った選び方のポイントや、JIS認証メーカーであるニッサンスチールの安心サポート体制もご紹介します。
玉掛けワイヤーロープの種類選びに迷っている方、現場に最適なロープを選定したい方にこそ、最後まで読んでいただきたい内容です。
「6×24と6×37、どちらを選ぶべきか迷う…」と感じたら、専門メーカーに相談するのが安心です。ニッサンスチールでは、有数の国内JIS認証メーカーであるため、迅速納品対応から特注加工まで柔軟に対応し、現場に最適な玉掛けワイヤーロープをご提案しています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ニッサンスチールはJIS認証メーカーとして、安全性を保証しながら、規格外・特注や大ロットにも柔軟に対応します。
国産素材×海外加工でコストも最適化。初めての調達でも安心してご相談ください。
6×24と6×37玉掛けワイヤーロープの比較表
まずは両者の特徴を一目で把握できる比較表をご覧ください。構成や強度、柔軟性など主要な要素を整理すると、それぞれの適性が見えてきます。
構成の基本
玉掛けワイヤーロープは、心綱を中心に、素線をストランドを撚り合わせたストランドを芯材に配置した構造です。
| 項目 | 6×24 | 6×37 |
| 構成 | 6本×24素線 | 6本×37素線 |
| 強度・摩耗 | 太い素線で摩耗に強い | 細い素線が多く点摩耗に弱い |
| 柔軟性 | やや硬めで耐久性重視 | しなやかで巻き取りに優れる |
| 巻き取り適性 | 標準的 | ドラム・プーリ作業に最適 |
| 主な用途 | 建設現場の玉掛け作業 | クレーン、ウインチ、複雑な動作 |
この表から、6×24は「耐摩耗性」、6×37は「柔軟性」に強みを持つことがわかります。どちらが優れているというよりも、作業環境や目的によって選定すべき種類が変わるのです。
ニッサンスチールでは、有数の国内JIS認証メーカーであるため迅速納品から特注加工まで柔軟に対応し、現場に最適な玉掛けワイヤーロープをご提案しています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ニッサンスチールはJIS認証メーカーとして、安全性を保証しながら、規格外・特注や大ロットにも柔軟に対応します。
国産素材×海外加工でコストも最適化。初めての調達でも安心してご相談ください。
6×24玉掛けワイヤーロープの特徴と活用シーン

強みと弱み
6×24は素線が太いため摩耗に強く、重量物を扱う場面で長期間使用できる点が最大の強みです。繰り返し荷重にも安定して対応でき、吊り荷の安定性も高く評価されています。
一方で柔軟性に欠けるため、頻繁な巻き取り作業には不向きです。
- 摩耗に強く長期使用が可能
- 衝撃や繰り返し荷重への耐久性
- 硬めの構造による荷の安定保持
- 柔軟性に劣り巻き取り作業がしにくい
- 操作性よりも耐久性を優先する現場でのみ適する
主な使用環境と作業例
6×24は摩耗リスクが高い建設現場で力を発揮します。鉄骨や鋼材を吊り上げる用途では、素線の太さが摩耗を分散し寿命を延ばします。
また、橋梁工事や大型資材の搬入など重量物を安定的に扱う作業にも適しています。
- 建設現場での玉掛け作業
- 鉄骨・鋼材の吊り上げ
- 橋梁工事での重量物取り扱い
- 大規模資材の搬入
6×37玉掛けワイヤーロープの特徴と活用シーン
強みと弱み
6×37は素線数が多く、しなやかで柔軟性に優れています。ドラムやプーリを使った巻き取り作業に適し、操作性の高さから作業効率を向上させます。
細い素線が荷重を分散するため強度は十分に確保されますが、摩耗や外傷には弱いのが弱点です。
- 柔軟性が高く操作性に優れる
- 荷重分散により引張強度が安定
- 巻き取りや複雑な動作に対応可能
- 摩耗や外傷に弱く寿命が短くなることがある
- 摩耗リスクが高い環境には不向き
主な使用環境と作業例
6×37は複雑な動作や頻繁な巻き取り作業を伴う環境に適しています。特にクレーンやウインチを使用する現場では、その柔軟性が作業の効率と安全性を高めます。
- クレーン作業での荷の吊り上げ
- ウインチを用いた巻き取り作業
- ドラムやプーリを使う設備での運用
- 柔軟性を求める特殊施工
玉掛けワイヤーロープの選び方のポイント

使用荷重と安全率を考慮する
玉掛けワイヤーロープ選定の基本は「使用荷重」と「安全率」です。安全率とは使用荷重に対して破断荷重の余裕度を示し、通常6以上が基準です(厚生労働省「クレーン等安全規則」より)。
6×24も6×37もJIS規格に準じた製品なら基準を満たしていますが、過小選定は破断リスク、過大選定は効率低下を招くため、適正な径を選ぶことが重要です。
- 使用荷重に対して安全率6以上を確保する
- 過小選定は危険を招き、過大選定は作業効率を損なう
作業環境と摩耗リスク
環境条件も選定の大きな要素です。摩耗や粉じん、鋼材との接触が多い現場では摩耗に強い6×24が有利です。逆に、摩耗リスクが低く巻き取りが多い現場では6×37が適しています。
屋外作業や長期使用を前提とする場合は、防錆処理や定期点検を組み合わせることで、さらに安全性を高められます。
- 摩耗リスクが高い環境 → 6×24が適する
- 巻き取り作業が多い環境 → 6×37が適する
巻き取り方式と柔軟性の必要性
ドラムやプーリを多用する現場では、柔軟性に優れる6×37が向いています。逆に直線的な吊り上げを主体とする作業では、6×24の硬めの構造が安定性を発揮します。
現場ごとの作業特性に応じて、柔軟性か耐摩耗性か、優先する要素を明確にすることが正しい選定のポイントです。
ニッサンスチールが提供する玉掛けワイヤーロープの安心と対応力
JIS認証取得による信頼性
ニッサンスチールは国内でも有数のJIS認証取得メーカーです。玉掛けワイヤーロープの品質と安全性を第三者が保証しており、公共工事や大手建設会社からの信頼を得ています。(参考:日本産業標準調査会JISC公式サイト)。
迅速納品・在庫対応力
様々なサイズの在庫を安定的に備えており、1000本単位の大口注文も比較的短納期で対応可能です。納期厳守が求められる現場でも安心してご依頼いただけます。
※在庫確認や納期相談はこちらからお気軽にご連絡ください。
ニッサンスチールはJIS認証メーカーとして、安全性を保証しながら、規格外・特注や大ロットにも柔軟に対応します。
国産素材×海外加工でコストも最適化。初めての調達でも安心してご相談ください。
規格外サイズや別注加工の柔軟対応
規格外の長さや特殊加工(アイ加工など)にも対応し、現場の特殊なニーズに応える体制を整えています。
コスト競争力と安心サポート
国産ワイヤーと海外加工を組み合わせ、高品質とコスト優位性を両立。全製品に生産物賠償責任保険を付与し、万一の際にも安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1.6×24と6×37玉掛けワイヤーロープの寿命はどちらが長いですか?
摩耗に強い6×24の方が寿命は長い傾向にあります。ただし巻き取り頻度が多い現場では、6×37の柔軟性が摩耗を抑える効果を発揮する場合もあり、使用環境によって寿命は変わります。
Q2.玉掛けワイヤーロープはJISワイヤーの加工品を選ぶべきですか?
はい。JIS認証品は第三者機関による品質保証があり、公共工事や大手ゼネコン案件でも採用条件となります。安全と信頼性の観点から、JIS規格品を選ぶことをおすすめします。
Q3.特注サイズや加工はどこまで対応可能ですか?
ニッサンスチールでは、長さや太さの規格外製作に加え、アイ加工や圧縮止めなどの特殊加工も可能です。少量から大口まで柔軟に対応しています。まずはご相談ください。
Q4.納期はどのくらいかかりますか?
仕様や数量によって異なりますが、標準サイズは常時在庫しているため迅速な納品が可能です。1000本単位の大口注文も短納期で対応できます。規格外サイズや特注品も迅速に対応しますので、まずはご相談ください。
まとめ
6×24と6×37の玉掛けワイヤーロープは、同じ玉掛け用途であっても特性が異なり、選定基準を誤ると現場の安全性や作業効率に影響します。
6×24は摩耗に強く耐久性を重視する作業に、6×37は柔軟性を活かした巻き取り作業やクレーン作業に最適です。用途に応じて正しく選ぶことが、安全で効率的な作業につながります。
ニッサンスチールは「国内でも数社しかないJIS認証メーカー」として、公的基準に適合した製品を提供しています。豊富な在庫力で迅速納品を実現し、特注対応やコスト優位性も兼ね備えています。
建設・物流・インフラ現場での採用実績も多数あり、信頼できる調達先として安心してご相談いただけます。
製品に関するご相談・見積依頼はこちらから
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